ヴァリアブルローラーのガチエリアでの基本的な立ち回りについて
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動画解説も行っていますので、時間のある方はこちらをどうぞ
均衡状態でのお勧めの立ち回りは?
はい。均衡状態の立ち回りですが、ヤガラ市場はヴァリアブルローラーにとって重要な
「安全にガチエリアを確保し続けられるポジションがあるか?」
という条件を満たしているステージです。
特にエリアの左手前のポジションは、いちばん強い場所です。


イカタコたちは右利きなので、壁で左半身を隠しながら「右肩撃ち」ができます。画像の場所からなら右肩撃ちができますし、縦振りなら3回でエリアが取れます。
ヴァリアブルローラーにとっての“強ポジ”ですね。
はい、そうです! エリアの左壁手前から縦振りしている限り、自分1人でエリア管理をし続けることができます。
よってヤガラ市場は、ヴァリアブルローラーにとっては安全に仕事がしやすく、得意な構造のステージともいえますね。
トラップで裏取りのリスクを減らす
トラップを設置するのにおすすめの場所は、
①エリア左壁の手前(縦振りポジション)
②左通路の高台(イカジャンプで金網に侵入できるところ)
③右通路につながる段差の上下
以上の3つです。



基本的には縦振りポジションの足元に設置しておいて、左や右は余裕があれば設置しておくといいですね。トラップを仕掛けておくことで、裏取りしてこようとする敵を察知できます。
こうしてリスクヘッジをしておくと安全に塗りやすくなりますし、味方の後ろを守ってあげられるので一石二鳥です。
弱い動きやNG行動は? 右から塗るのは弱い?
左に味方がいて立ち位置がかぶりそうな場合は、右からでもいいかもしれません。
エリア右の壁手前から、縦振りで塗ることもできます。

ただ、ヤガラ市場はエリアが右斜めにゆがんだ「ひし形」のような形状になっているので、塗り効率の面で言えば、左から縦振りするほうが効率よく塗れます。
右から塗ると、死角になっているエリアの右奥あたりが塗りづらいですよね。
そうなるとエリアを取りづらくなってしまうので、手前の段差の中央くらいまで下がって縦振りで塗る、という感じになります。

しかも、右からエリアを塗る場合は、かなり左を向かないとエリアが塗り切れません。
そうなると、右通路から裏取りしてくる敵に気付きにくくなってしまって、やられやすくなるリスクが高いです。

そうですね。右側が弱いというわけではありませんが、左から塗るほうが視野を広く取りやすく、「エリア」と「左通路からワンチャンスを狙ってくる敵」の両方を迎撃しながら乗り切ることができます。
なので、やはり左が圧倒的かつ安定の強ポジといえますね。
均衡時のマルチミサイルは後衛を狙うのが鉄板
ヤガラ市場のヴァリアブルローラーの仕事は、エリア管理をしながらチャージャーなどの後衛のヘイトを買うことです。ヘイトを買いつつ周りを塗って、味方が前に出るための足場を作りましょう。
マルチミサイルは、全員で前に出るきっかけを作るために使いましょう。

塗っているうちにミサイルが溜まるので、敵の後衛を中心にミサイルを吐いたあと、まっすぐエリア奥へ出ます。
ミサイルがロックオンしてくれているうちに横振りで敵を仕留める、という流れが鉄板です。
そうですね! ヤガラ市場は、ヴァリアブルローラーの鉄板の動きである
「ミサイルと一緒にライン上げ⇒メインでキル」
までの流れを、特に実現しやすいステージ構造だといっていいですね。
①左から縦振りでエリア管理、左通路の敵も確認
②後衛を中心にミサイルをロックオン&発射
③ミサイルが敵を捕捉しているうちにラインを上げる
④前に出てメインでキルを取る
抑えでお勧めの立ち回りは?
抑えでは、ガチエリアを塗ったあと、エリアよりも前に出ていきましょう。
このとき強いポジションが2つあります。
抑えの強ポジ①:中央のエリア奥・段差付近

まず1つめはエリア奥、中央の段差付近まで行くのが強いです。中央の段差付近まで出ることで、味方がより奥のゾーンまで詰めていきやすくなります。
敵を倒すというよりは、味方が戦っているところを縦振りで塗り、十分な足場を確保してあげるイメージで立ち回るといいですね。
ただ、この位置はチャージャーから抜かれやすいので注意しましょう。また、透明の屋根の上に敵が立っているのを見落としてしまうと、すぐにやられてしまいます。

長居をするというよりは、前に出てる味方を塗りやミサイル、メイン攻撃でカバーしてあげるために中央へ立つ感じです。
必要に応じてちょっとだけ自分も前に出てあげるようなイメージで立ち回ると、上手くいきます。

・エリアより奥の中央付近に立ち、味方の足場づくり(カバー)
・さらにミサイルで味方のカバー&アタック
・必要ならば味方に合わせてライン上げ
※正面や右の高台、透明テントの屋根上にいる敵に注意!
抑えの強ポジ②:左の段差下で出待ち
もうひとつの抑えパターンは、ヴァリアブルローラー鉄板の「段差下潜伏」です。

ヤガラ市場では、敵視点から見ると左側~中央(つづら折りスロープのある場所)から圧力をかけるケースがほとんどだと思います。
つまり、大多数の敵が左側(エリアから見ると右側)から出てきたくなるわけです。

抑えている側から見て透明屋根の横のくぼみはちょっとマイナーな場所です。
ただそれは、敵が人数をかけて打開してこない位置、ということでもあります。
抑えのターンでのヴァリアブルローラーは、こういった「敵がひとりで出てきそうな高台の下」にトラップを仕掛けて潜伏しておいて、1対1で仕留めるのが強いですね。
そうですね!ヴァリアブルローラーはひとりで対面して勝ちやすいブキではないですが、段差下のような「強ポジ」で1対1をするとめちゃくちゃ強いブキです。
なので、入り組んだ場所にトラップを仕掛けておいて、ひとりでフラフラ出てきた敵を1対1で倒していく……というのをイメージするといいですね。
そして1人倒した後に、逆サイドへ向けてミサイルを吐いていくと、両サイドを同時に潰すことができます。


左は体で止めて、右はミサイルで止めて、ミサイルと一緒に詰めていってキルを取る。
もっとも多くの仕事をこなせるので、この「段差下での出待ち」が特におすすめの抑えの動きですね。
・左から降りてくる敵はトラップ&潜伏で出待ちキル!
・右はミサイルを吐いて足止めする
・ミサイルが敵をロックオンしている間に詰めていき、メインで倒す
打開でお勧めの立ち回りは?
打開ではまず、手前のスペースを塗ってミサイルを溜めましょう。

ヤガラ市場はリスポーン付近のスペースが広い構造になっています。そもそもミサイルがないと味方も打開できないので、「自分用」と思ってガンガン塗ってしまいましょう。

ミサイルで大人数をロックオン⇒エリアを取り返す

すでに敵が手前まで入ってきている場合もあるので、ミサイルを撃つときはインクレールの辺りからがおすすめです。
ヤガラ市場はステージが縦長の形をしており、ミサイルが通りやすい構造になっています。
ミサイルを撃つときは、できるだけ3~4人をロックオンするように心がけたいですね。手前側と奥側の両方に入れてから、レールで透明屋根に出ていきます。

ミサイルから逃げている敵をメイン縦振りで追撃して、敵を下がらせましょう。
エリア手前から縦振りを何回かすれば、エリアを取り返せます。
相手にペナルティがつけばトントンの状態に引き戻せて、いったんは打開成功です。
キル狙いよりもエリア確保&ペナルティ付与を優先する
はい、そうです。
もちろん理想はキルを取ることです。
ただヤガラ市場はかなり広いステージで、無理やりキルを取ろうとしてヴァリアブルローラーがリスクを取ってしまうと、エリアを塗りきれる人間がいなくなってしまいます。
なのでヴァリアブルローラーの打開では、「エリアを塗りきること」を優先しましょう。
①ミサイルを入れ、敵に「ミサイルから逃げる」という仕事を増やす
②ミサイルの援護があるうちに、エリアを塗りきって確保する

「ミサイル⇒エリア確保」の流れを確実に行うことで、ストレート負けを防いで、泥仕合にしていくようなイメージです。
泥仕合になればなるほど、ヴァリアブルローラーの「塗りの維持力」が活きます。
よってヤガラ市場の打開では、
「少しガマン気味に、勝負を焦らずに、泥仕合に引きずり込んで勝つ!」
というイメージで立ち回るほうが、ヴァリアブルローラーにとってはいいゲームができます!
他のステージの立ち回り解説もよろしくお願いします
はい。こちらこそありがとうございました!
他にも、全ステージのガチエリアでのヴァリアブルローラーの強い立ち位置やスペシャルの使い方などについて、解説記事と動画を出していっています。
下記の一覧から各ステージ別の研究記事も是非ご覧ください!
<ガチエリア×ユノハナ大渓谷>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×ゴンズイ地区>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×ヤガラ市場>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×マテガイ放水路>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×ナメロウ金属>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×マサバ海峡大橋>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
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<ガチエリア×マヒマヒリゾート&スパ>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×海女美術大学>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×チョウザメ造船>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説