ヴァリアブルローラーのガチエリアでの基本的な立ち回りについて
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動画解説も行っていますので、時間のある方はこちらもどうぞ!
均衡状態でのお勧めの立ち回りは?
ヴァリアブルローラーの強みというのは、縦振りの塗り面積が大きく、塗り効率がいい点です。なので、ヴァリアブルローラーの立ち回りで常に考えなきゃいけないことは
「安全に縦振りでガチエリアを確保できるか」
言い換えると、「安全にエリア管理を続けられるのか」という点が大きなポイントになります。
でそのために重要なのが“エリアの形”です。
チョウザメ造船は見て分かるように、エリアが横長の長方形になっています。ヴァリアブルローラーは縦振りで塗るのが基本なので、エリアが横長のステージに関しては、横から塗るとインクが奥まで届いて確保しやすいです。
そうです。なので、横長のエリアの場合は横から、縦長の場合には縦から塗ることで、エリア管理がしやすくなります。


弱い動きやNG行動は?
ヴァリアブルローラーは横からのエリア管理に強いですが、
「エリア横がそもそも安全な場所なのか?」
を考える必要があります。
そして結論から言うと、チョウザメ造船のエリア横の位置は、まったく安全ではありません。
エリア横から縦振りで塗っていても、正面の敵高台にいるチャージャーにぶち抜かれます。チャージャーだけじゃなく、スピナーや弓なんかの長射程ブキも正面の高台によく立ちますよね。
エリア横の開けた場所で横を向いてスキだらけになる縦振りをしていたら、チャージャーなどの長射程のカモになってしまいます。

防空壕の下、右側から迫ってくる敵に注意
それから注意したいのが、「防空壕」と呼ばれる坂下のスペースにいる敵、右から壁を登ってくる敵ですね。
敵が防空壕下から上に登ってきた時、こちらからは死角になっていてまったく見えません。
縦振りを流していると急に飛び出してきて、いきなりやられてしまうことがあります。

また、こちらから見れば右側、敵陣から壁を登って中央に向かってくる敵も死角になっていて見えません。

つまりエリアの右横は、
①正面の高台にいる敵
②防空壕下から登ってきた敵
③右側の壁から登ってきた敵
3箇所の“死角になる場所”から自分を狙ってきやすく、かつ回避できない位置です。
なので「非常に弱い場所」となってしまいます。

エリア管理が安全にできないときはキル寄りに動く
そうですね。チョウザメのように「エリア管理を安全にやりきれるポジション」が存在しない場合には、「立ち回りの根本的な姿勢」を変えなくてはいけません。
具体的には「キルのムーブ」に変えます。
なので、チョウザメ造船のガチエリアにおけるヴァリアブルローラーは、
・エリア管理をしながら味方をサポートする
・ヘイトを集めてスペシャルやサブでさらに援護をしていく
という基本的な立ち回りは1回捨てて、キル寄りの立ち回りを考えた方がいいです。
具体的にどういう動きになるかというと、「イカニンジャ」を積むのが必須といっていいです。
そして縦振りを使って、先に行きたい方向にインクを塗っておきます。

チョウザメ造船の均衡状態で、とりあえずエリアの右側に出てくるのは問題ありません。
ただ先ほども言った通り危ない位置なので、ギリギリチャージャーに抜かれない位置でエリアを塗りつつ、敵陣側にもインクを定期的に飛ばしておきます。
エリア管理もしつつ、右側に道を作っておくようなイメージですね。
マルチミサイルは長射程に入れる!

そしてやっぱり、マルチミサイルです。ミサイルは絶対に長射程に入れましょう!
均衡状態では、ミサイルで味方との戦闘をサポートする必要もないです。絶対に長射程に入れるつもりでミサイルを吐きます。
ミサイルが溜まったタイミングで、味方が長射程を落としてくれたり、味方がミサイルを撃ってくれたりする場合もあるかと思います。
その場合は、右側(敵陣)に向けて塗っておいた道から「安全に敵陣まで出れるタイミング」というのを自分で作るか、味方に作ってもらうのを見計らっていく必要があります。
それから敵の長射程が自分を見ていない瞬間を見極めて、敵陣の金網下まで出ます。


画像の位置まで出たら、網上(高台)にいる敵を倒したり、縦振りで塗って道を作ったりしましょう。


エリアの左側で戦っていた敵からすると「後ろが塗られているぞ」ということで、こちらを見なければいけなくなります。
あとは高台下の死角で待っておいて、敵が出てきた瞬間に倒す。もしくは、左側から味方が追い詰めてくれた敵を一緒に挟んで、右から挟み撃ちにすると強いですね。

もし気づかれていないのであれば、敵陣高台の上に登って、上にいるチャージャー・長射程を倒すというのもアリです!
・右回りで前に出る
・広場や凸凹した位置を使ってキルを取っていく
ヴァリアブルローラーの強ポジは?
あとは危なくなったら、画像のくぼみの位置にトラップを仕掛けて潜伏するのもおすすめです。

敵がトラップを踏んだら横振りでトドメを刺す、といったこともできますね。
横の壁を塗っておけば、防空壕の中まで下がって、避難してしまうこともできます。
そうですね。入り組んだ場所では非常に強いですね。

あとは一旦、エリア右のくぼみに避難するのも強いです。壁に隠れて、敵が出てくるのを待って倒す。
敵陣側右奥の凸凹したゾーンを中心に立ち回りつつ、エリア管理は半分ぐらい味方に任せてもいいです。
もちろん自分が「これは塗った方がいいな」と思ったら塗りますが、基本的には「キル武器」という意識で、ローラー的な立ち回りに変えていくようなイメージで人数有利を作ります。
これが均衡状態における、チョウザメ造船での立ち回りの基本になると思ってください。
抑えでお勧めの立ち回りは?
ヴァリアブルローラーは、敵陣の方までどんどん上がっていくのが難しい武器です。よほどタイミングが合わない限り、敵陣まで進んでいくことはなかなか難しいでしょう。
ただ、もし「ワンチャンスあるな」と思ったら、敵陣に進んでも強いです。
おすすめは画像の辺り、リスポーン地点から1段下がったところの崖下です。スロープを登った少し先の位置ですね。

崖下は敵から処理されにくいので、見えにくい足元にトラップを仕掛けておいて、敵が降りてきた瞬間にトラップを踏ませてダメージを入れていくのもおすすめです。
ヴァリアブルローラーは横振り一撃で倒せるんですが、1確が出ない場合もあります。敵が動いて上手く当たらず、80ダメージになってしまった……なんていうことも結構あるんですよね。
そのために、先にトラップを仕掛けてダメージを入れておくようなイメージになります。

1.崖下へトラップを仕掛ける
2.降りてきた敵にダメージ&マーカーが付く
3.敵の位置を確認しつつ、横振りでトドメの一撃を浴びせる
こうするとマーカーも付いてダメージも入って、横振りした時に敵を倒しやすい状況を自分で作ることができます。
そうですね。あとは少し進んだところの、高台角の真下も潜伏しやすいのでおすすめです。

どちらの場合も「崖下まで入って出待ちし、上にいる敵を倒す」という抑え方一択になります。
そのためには、抑えの段階でリスポーン地の崖下まで入れるといちばんいいですね。
抑えで弱いポジションは?
結論から言うと、スポンジのある敵陣広場で抑えるのはあまりおすすめしません。

こういった広すぎる場所は、ヴァリアブルローラーにとってはあまり有利にならないケースが多いです。潜伏していてもクリアリングされた時に炙り出されて見つかってしまったり、下がらなきゃいけなくなるケースの方が多いので。
先ほどご説明した敵陣の崖下のように、「入り組んで狭いけど敵の真下に入れる場所」までだったら上がってもいいです。
ただ、もし入れないようなら中途半端に広場に居座るより、エリアの右側付近まで下がってしまった方が強いですね。
トラップ+メインのコンボとミサイルで左右を迎え撃つ
エリア右側付近まで下がった場合は、トラップを置きつつ壁を登ってくる敵を待って、上がってこようとする敵を体で止めましょう。

そうです。非常に強いですね。
それから左の回転台側に向けて、ミサイルを吐きます。

このメイン攻撃と遠距離ミサイルによって、左右両方の敵を潰しきれるのが、ヴァリアブルローラーの非常に強い部分になっています。
なのでエリア横まで下がったときは、まず段差の前後にトラップを仕掛けておいて、来た敵を絶対に仕留められる状況を作っておくのがおすすめです。
そのうえでミサイルを溜めて、敵を待ちます。
適度に味方の支援をしつつ、塗って嫌がらせをしながら、右側を1人倒した後に左側の3枚に対してミサイルを横から撃ちます。このとき、ミサイルと同時に敵へ詰めに行きましょう。
ミサイルの間は相手が逃げていくので、捕捉した敵をエリアの横の低い広場に追い込んでから倒したり、中途半端に下がった敵を倒したりしましょう。

・敵陣の崖下に入って出待ちキルを狙う
・危ないようならエリアの右側まで下がり、トラップを仕掛けておく
・右側から来た敵はトラップ&メインのコンボで倒す
・周りを塗って味方の支援&ミサイルを撃ち、残りの敵を倒しにいく
このような動きで抑えていくと強いです。
打開でお勧めの立ち回りは?
打開は絶対にマルチミサイルを溜め、確実にミサイルを吐いてから出ていきましょう。
そもそもチョウザメ造船は、ステージ全体で見るとリスポーン地点から縦長な構造になっています。つまりミサイルが通りやすいステージなんですよね。
自陣の面積は結構広く作ってあるので、塗るところもいっぱいあります。
リスクを取るのではなく、多少時間がかかっても絶対にミサイルを溜めて、ミサイルを吐いてから前に出るようにしましょう。
マルチミサイルを吐くのはタイミングが大事
はい。難しいですね。ヴァリアブルローラーは自分で前に出ていく力も弱いですし、ミサイルがなかったら何にもできないといってもいいです。
逆に「ミサイルがあれば何でもできる」と言ってもいいので、ミサイルが溜まってないうちに行動するのはやめましょう!
画像の位置からミサイルを吐けば、より多くの敵をロックオンできると思います。

このとき、ミサイルを吐くのは味方が前に行ったのを確認してからのほうがいいですね。
自分のミサイルが溜まっていても、味方が全員デスしてリスポーン地点にいるのであれば、ミサイルを入れる意味がありません。
そうなんです。ミサイルというのは
「敵をミサイルが追いかけ回してくれてるうちに、自分たちが安全にラインを上げられる」
というスペシャルです。
自分たちがラインを上げる準備ができていない時にミサイルを吐いても、ただのムダ吐きになってしまいます。なので、自陣でミサイルを溜めて、味方が前に行くのを待ってから撃つ……というのが鉄則です。
逆に、味方が前に行ってすでに接敵していたら、味方が死んでしまわないように早めに吐きましょう。本当に撃つタイミングが大事ですね。
敵が横に分散してしまってる場合は右、または左からミサイルを吐きましょう。
打開に関しては右と左の選択肢があると思いますが、ヴァリアブルローラーは左右どっちからでも活躍ができます。


とにかくミサイルを大人数に入れることさえ成功すれば、右から出ようが左から出ようがしっかり仕事ができます。ミサイルを撃ったら、ミサイルが敵を追いかけ回してくれてるうちに出ていきましょう。
左の段下からローリスクでエリアを止めることもできる
左からミサイルを吐いたら、左の段下からエリアを塗る立ち回りがおすすめです。

ヴァリアブルローラーの縦振りを活かすと、左の段下からチャージャーの射線を切りながら、半分くらいエリアが塗れます。
半分ぐらい塗れればエリアのカウントが止まりますよね。なので、左下からリスクを取らずにエリアを止める、というのも1つの選択肢です。
左の段下なら、エリアからこちらへ向かってくる敵も有利に迎え撃てますし、危なくなったら後ろや右奥まで下がることもできます。
段の上まで登ってしまうと、エリア付近の敵にハチの巣にされてしまう可能性もあるので気を付けましょう。上に登りたいときは、敵が奥のほうまで下がっているのを確認してから上がってください。

正面から行くなら金網の高台上、右から行くなら右高台からエリアを塗る
正面から行く場合は、金網のある高台上から行っていいと思います。
金網や高台の頂上から、縦振りでエリアを塗りましょう。

もっと右から行く場合は、右高台から中央に向かってミサイルを吐き、敵をロックオンしているうちに高台から縦振りで塗って出ていきましょう。右高台からならエリア右側をほとんど塗り切れます。

ただし、右高台の真下には敵が潜伏してる可能性も高いです。危ないので、出ていくときは画像部分のクリアリングをしておいたほうがいいですね。

はい、正面の場合もクリアリングは必須です。
正面高台の真下に潜伏されていると、正面や右からの打開が非常に難しくなってしまいます。
クリアリングして敵がいなければ、縦振りで塗ってじわじわラインを上げ、エリアを取りましょう。そうこうしてるうちにもう1回ミサイルが溜まるので、溜まったら即ミサイルを吐いてください。
このように、左右と真ん中どこから進んでもいいのですが、とにかく「ミサイル頼り」のラインの上げ方が基本です。
「ミサイルはタイミングが重要」ということを強く意識して、打開の成功率を上げましょう!
・左からミサイル⇒左段下からエリアをストップ、打開する
・正面からミサイル⇒正面高台に登ってエリアを確保、打開する
・右からミサイル⇒右側高台からエリアを塗り、クリアリングしながら降りる
他のステージの立ち回り解説もよろしくお願いします
はい、こちらこそありがとうございました!
他にも、全ステージのガチエリアでのヴァリアブルローラーの強い立ち位置やスペシャルの使い方などについて、解説記事と動画を出していっています。
下記の一覧から各ステージ別の研究記事も是非ご覧ください!
<ガチエリア×ユノハナ大渓谷>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×ゴンズイ地区>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×ヤガラ市場>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×マテガイ放水路>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
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