ヴァリアブルローラーのガチエリアでの基本的な立ち回りについて
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動画解説も行っていますので、時間のある方はこちらをどうぞ!
均衡時にお勧めの立ち回りは?
「均衡状態」とは、人数差がなくてエリアをお互いに塗り合っている状態ですね。
均衡状態のヴァリアブルローラーは、大雑把に言うと2つ選択肢があります。
「エリア管理中心の立ち回り」と「キル中心の立ち回り」です。
均衡時の立ち回り①:エリア管理中心の立ち回り
1つは「塗り」を中心に立ち回る動きです。
これは「エリア管理」と呼びますが、エリアを塗り返されないようにエリアを塗って管理をするのが目的です。

そうしてエリア管理をしつつ、敵のヘイトを買ったり、味方の足場を作ってサポートをしたりしながら、ミサイルで前に詰めます。
ミサイルを吐いた時は敵が下がるので、その瞬間に前に詰めてキルを狙い、ラインを上げていきます。
このように、「エリア管理から入っていく立ち回り」がザトウマーケットでのひとつ目の
選択肢となります。
均衡時の立ち回り②:キル中心の立ち回り
もうひとつの立ち回りは、「キルを中心にした立ち回り」です。
これは自分からエリアをガンガン塗ったりせず、どちらかというと潜伏キルを狙うイメージです。
もちろん塗るときは塗るんですけども、それは「キルをするための足場を作りたいから塗る」というのが目的となります。塗って動きやすい状況を作っておいて、ワンチャンスあったらパッと前に出てキルを取っていくような動きです。


これが「キル狙いの立ち回り」となります。
ザトウマーケットでは「キル中心の立ち回り」がおすすめ!
結論から言うと、「キル中心の立ち回り」がおすすめです。
なぜかというと、「安全にエリア管理をできるポジション」が少ないからです。
そもそもエリアの形状も「十字型」で、少し変な形になってますよね。そのせいでちょっと塗りづらいし、塗り切れるポイントも安全を確保しづらい位置です。

たとえばエリア右手前のブロックの上でエリア管理をするとします。この台の上でずっと塗っていたら、向かい側の高台にいる長射程の的になってしまいますよね。
同時に、下からくる敵に対しても、死角が多くてさばききれません。
右広場のような場所にはブラスターとかスロッシャーが段下に入ってくる傾向があるのですが、右ブロックの後ろって袋小路になっていて、敵が詰めてくると下がりづらいんです。

ザトウマーケットはこういった「下がりにくい場所」が多いです。
このような場所からずっとエリア管理ができるかっていうと、難しいですね。
敵がスペシャルと一緒に詰めてきたときも下がれないですし、下がろうとすると一旦ブロックに頑張って登って、後ろの高台にジャンプ……みたいな工程が必要です。ちょっとモタついてしまいますよね。
かといって左手前に下がったとしても一段低い場所になっていて、かつ背中側が袋小路になっています。左側も追い詰められたときに下がれず、安全を確保しづらい構造になっているんですよね。
・エリアの形が十字状で塗り切りにくい
・安全に塗り続けられるポジションが少ない
こういった理由から、エリア管理を中心にした動きはちょっと弱いですね。
反対に、「キルを中心にした動き」はものすごく強いです。
なぜかというと、ザトウマーケットは凸凹していて、かつ死角が多い構造になっているからです。
かつ、1カ所ごとの面積もすごく少ないですよね。

そうなんです。「広場っぽい広場がない」ですよね。
これは、ほとんどの敵と「接近戦」になる、ということでもあります。インファイトと呼ばれるゼロ距離での戦いになるんですね。
ローラー種のヴァリアブルローラーは、縦振りはモーションが大きくて塗りが強いですよね。一方横振りは少し動きが早く、一撃で敵を倒せます。キル性能が非常に高いです。

しかも今作のヴァリアブルローラーには「トラップ」があります。敵の位置を把握したり、ダメージを入れて追撃したりもできます。

サブウェポンがこの「トラップ」に生まれ変わったことによって、接近戦のインファイトも
強くなっているんですよね。“性能の穴がほぼない”と言ってもいいくらいです。
遠くからも強いし、近付いてもトラップ+インファイトで強いんです。
ということで、ザトウマーケットでキルムーブをしようと思ったら、どこにいても強いんですよね。

敵陣左側のバルーン付近はちょっと弱いですが、バルーンの周りにトラップを置きながら敵の攻撃をかわしつつ、トラップを踏んだ敵を追撃する……というようなムーブもできます。
このような「段差を生かしたムーブ」が本当に強いですね。ということで、ザトウマーケットの均衡状態ではキルムーブがおすすめです。


キルムーブをするための強ポジは?
キルを取るのは正直どこでも強いですね。なので、これといってここにいた方がいいよ、という
場所はありません。
ただ、一番おすすめなのは、やっぱり左高台かなと思います。
なぜかというと一番高い位置だからですね。かつこの黒いブロックで隠れられるので、身を隠しつつ周りの状況を広く見渡せます。

左高台では正面、つまり自分の真下から敵が登ってくることもよくあります。この真下にいる敵も、上から横振りで倒せますね。また、左の壁に張り付いている敵も、下に降りながらバシャッと攻撃して倒せます。


ほかには左高台の奥に敵が立っているケースも多いので、それを左高台の上から確認して、キルを狙いに行くこともできます。エリアの奥にいる敵へアプローチしに行くのも強いですね。


エリアの奥って、相手のシューターなどがエリアを塗ろうとして立っていることが多い場所です。
そうやって油断している敵を、下の死角から一撃で倒せます。死角が多いので、どこに行っても強ポジしかないようなステージなんですよね。
このような理由で、左側から攻めていくのがおすすめかなと思います。
右側もそんなに弱くないんですが、右側は通路っぽくなっているので、左に比べると後ろに下がりやすいですよね。バルーンのあるゾーンも広くなっていて、下がって距離を取られてしまいます。そうすると追撃しきれなくなるんですよね。


なので、右側で戦うよりは左側で戦った方が強いと思います。
このように、左高台の上、もしくは敵の立ち位置の下からキルを狙っていくのが、均衡状態のおすすめムーブとなります。
・立ち回りとしては「エリア管理中心」「キル中心」がある
・ザトウマーケットでは「キル中心の立ち回り」が強い!
・左の高台を拠点にしつつ、死角から積極的にキルを狙っていく
・トラップ設置⇒メイン横振りで仕留めるキルコンボが強い
抑えでお勧めの立ち回りは?
抑えで人数有利になったら、そのままどんどん敵陣のほうに詰めていきます。このときもキルを狙う立ち回りで、敵を倒していきましょう。

おすすめの抑えポジションは、正面敵高台の真下ですね。
復帰してきた敵はこの高台から顔を出したくなるので、顔を出した瞬間真下から攻撃してキルを狙っていきます。

ただ、わざわざ敵陣高台奥まで入っていく必要はないですね。高台まで入ってしまうと奥が広くなっていて、距離を取られてしまいます。
距離を取られるとヴァリアブルローラーは本当に弱いので、入れたとしてもあまりいことはないです。むしろ、ここに入ることですぐやられてしまいますね。

よって、抑えでは正面敵高台の真下で待っていればOKです。
潜伏しておいて、復帰してきた敵を出待ちキルしましょう。
敵が来ない場合は敵のいる方へ移動し、キルを狙おう
抑えでは「正面敵高台の下での出待ちキルが強い」といいましたが、ひとつ気を付けてほしい点があります。それは、「敵がいる場所を確認し、キルを狙いに行く必要がある」ということです。
先ほども説明した通り、ヴァリアブルローラーにとってのザトウマーケットは“あらゆる場所が強ポジ”です。このステージは右高台に向かって、下から攻撃するのも強いですね。

あと、右高台の手前は、下から壁を登ってくる敵を待ち構えて倒したり、右の通路からこちらへ向かってきた敵を迎え撃ったりするのにも強いポジションです。

このようにエリア付近では、大体どこにいても強いんですよね。ただ、一箇所で潜伏して待っていても敵が来なかった場合、その間自分の強みを腐らせてしまうことになってしまいます。
そうなんです。どこに行っても強いのであれば、敵がいる場所に自分から行ったほうがいいですよね。
なので、基本は左側で1回出待ちをしてみて、敵が甘えて飛び出してきたら背後からキルを取る動きを意識しましょう。

キルを狙えるポイントが非常に多いので、基本は左側にいるほうが強いとは思います。
ただもし左側でキルが取れなそうだったり、敵が来なさそうだったりする場合は、ミサイルを吐いて右側を見てあげます。
もしくは、自分で体ごと右側に詰めていって、敵とちゃんと戦った方が強いです。


そのとおりです!なので、「決まった場所で抑える」というよりは、
左を中心にしながらも、味方の戦闘しているところに顔を出してカバーをしてあげる。
そうしていろんな場所で動き回りながら、キルを取る。
この立ち回りが、強い抑え方になります!
・敵が復帰してくる「正面高台の真下」で潜伏キルを狙うのが強い
・敵が左に来なかった場合は、その場にとどまらず自分から攻めていく姿勢が大事
・右に敵が多い時は、ミサイルやメインで右の味方のカバーをしよう
打開でお勧めの立ち回りは?
どこから行ってもそこまで弱いということはないんですが、右から打開するのは危ないですね。
右側って広い上に段差がちょっと中途半端にボコボコいっぱいあるので、クリアリングしづらいですよね。というか、自分も抑えで潜伏していたポジションなので、敵も右側の真下に潜伏してる可能性が高いわけです。

かといって真下までクリアリングしようとして顔を出すと、やられちゃいますよね。特にノヴァブラスターとかスクリュースロッシャーとかが真下にいたら、かんたんにキルされてしまいます。
ということで、右からの打開はけっこう危ないです。ちょっと臆病に感じるかもしれませんが、右には出ない方がいいですね。
左からマルチミサイル起点で打開する
おすすめは左からの打開です。
なぜかというと、ヴァリアブルローラーはマルチミサイル持ちだからです。
マルチミサイルは打開にものすごく重要で、本当に『打開のカギ』になるスペシャルです。なので、絶対にリスクが少ない選択をしたほうが、チーム全体にとってプラスになります。
打開のマルチミサイルは、自陣左の高台から撃ちます。この角度からだと、
・右に潜伏している敵
・手前に潜伏している敵
・奥の右高台周辺にいる敵
をほとんど全員捕捉できますよね。


この位置から絶対に3人以上をロックオンしましょう。
理想は4人全員ですが、最低でも3枚入れてください。
そしてミサイルを吐いたら、縦振りで塗りを広げつつ、逃げている敵を追い詰めていきます。
その後は左側から攻撃してキルを取ってもいいし、いったん左高台の上に乗って状況を確認しながら塗ってもいいです。

キルを取ってから塗る
ただ覚えておいてほしいのは、「塗り合うステージじゃない」ということですね。
このステージは左高台から塗り合おうとしても、敵が壁を登って詰めてくるとすぐインファイト(接近戦)になってしまいます。塗っていたら必ず狙われますからね。

そうなると下がらざるを得ないし、ずっと安定して塗り続けることはできません。なので、塗り合うんじゃなく「キルを取ってから塗る」ムーブの繰り返しになります。
常に人数有利を作って、相手がエリアを塗れない状態にするんですね。自分からキルを狙いに行って
人数有利ができたあとに、エリアをバシャッと塗ってあげる。そうすればエリアが取れます。

そうです。
「常に人数有利を維持し続けて、カウントを進めていくようなステージ」だと意識するのが大事ですね。なので打開でも塗るんじゃなくて、できるだけキル寄りの動きをしましょう。
「キルを取って敵が近くにいなくなってから塗ればいい」というイメージが大事ですよ!
・右からの打開は、潜伏していた敵に倒されやすく危険!
・左からミサイルを吐き、3~4人をロックオンする
・「キル⇒エリア塗り」の優先順位で打開を完了させる
・打開が終わったあとも「キル中心」で立ち回ろう!
他のステージの立ち回り解説もよろしくお願いします
はい、こちらこそありがとうございました!
他にも、全ステージのガチエリアでのヴァリアブルローラーの強い立ち位置やスペシャルの使い方などについて、解説記事と動画を出していっています。
下記の一覧から各ステージ別の研究記事も是非ご覧ください!
<ガチエリア×ユノハナ大渓谷>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×ゴンズイ地区>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×ヤガラ市場>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×マテガイ放水路>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
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