皆様おはこんばんにちは。
がくちょうです。
本日は「ヴァリアブルローラー」のガチエリアの勝ち方について、解説していきましょう。
いつもは私がインタビューする形になっていますが、今日は助手の「コジャケ」くんに助けてもらいながら進めていきます。
よろしくお願いします。

はい、よろしくお願いします!
ヴァリアブルローラーの強み

まずは、ヴァリアブルローラーの武器としての強みを知りたいです!
どんな強みがあって、どんな風に使えばその強みが発揮されるんでしょうか?
はい。ヴァリアブルローラーの一番の強みは、「縦振りの塗り面積」です。この武器は縦振りと横振りの2種類の攻撃方法がありますが、縦振りの方がめちゃんこ塗れるんですよ。
とにかく1回振った時の塗り面積が大きくて、ガチエリアの形状やサイズによっては、2回振っただけで塗り切れます。これが最大の強みです。

なるほど!じゃあ縦振りで塗っている時に強みが発揮されるということ?
そうですね。もちろん塗るだけではなくダメージも入りますが、40ダメージという中途半端な数字なので、縦振りでキルを狙うことはほとんどありません。縦振りは塗り専用と言ってもいいですし、縦振りで塗っているだけで強みが発揮されます。
逆に、キルを狙う時は基本的に接近して横振りをする形になります。横振りは他のローラーと同じく「1確」と呼ばれる高いキル性能を持っているので、縦振りの塗り性能と、横振りのキル性能を両立させることができた時に、最も高い性能を発揮します。
ヴァリアブルローラーの弱み

逆に、弱みってあるんですか?どういうのが苦手!とかあれば、知りたいです!
弱みは、やはり機動力ですね。縦振りも非常に目立つ行動で、かつ1回のモーションが大きいため、ちょこまかと動き回ったりするのが苦手です。
それに、塗りも縦に一直線に伸びる形になるので、細かく隙間を塗ったりするのは苦手ですね。大雑把に広い面積を塗るのは得意ですが、エリアが2つに分かれていたり、小さい面積をたくさん塗らないといけないなど「小回りの利く塗り」を求められると、性能が発揮しづらくなります。
あと、目立つのもあってチャージャーなどに狙撃されやすいです。縦振りするためには必ずジャンプする必要があるため、そこを狙撃されると簡単にデスしてしまいます。そこも弱みというか、気を付けるべきポイントになりますね。
ヴァリアブルローラーのガチエリアでの基本的な立ち回り

次は立ち回りについて教えてください!
本サイトでは、ガチエリアの均衡状態でのジョブ(仕事)を
- アタック(強ポジを利用して一方的にキルを獲る)
- カバー(戦闘中の敵を横からキルする)
- サポート(足場作りやサブスぺで味方のキルを援護する)
- ヘイト(敵の注意とインクを自分に向けつつ生存する)
- エリア管理(エリアを塗ってカウントを進める)
の5つに分類しています。
その中で、どのジョブを中心に動くと良いでしょうか?
はい。まず、基本的な動きとしては「エリア管理」を中心に動くのがお勧めです。
安全な位置から効率的にエリアを塗り続けることができるため、よほど塗りが強い武器が味方にいない限り、自分がエリア管理をした方が全体の効率も良くなるからですね。
なので、まずは各ステージで「ここからなら、安全にエリア管理をしやすい」という場所を見つけておいて、そこからエリア管理を担当していくのが強い動きになると思います。

なるほど!まずはエリア管理から入っていくイメージなんですね。そこから、どんな風にジョブをコンボしていく(繋げていく)感じでしょうか?
そうですね。基本はエリア管理から入って、同時に敵の長射程武器に自分を狙わせる「ヘイト」のジョブも担当するのが理想です。
ヴァリアブルローラーはエリア管理能力が抜群に高い上に結構目立つので、相手の長射程も狙いたくなる存在なんですよね。
だから、絶妙な距離感を維持して長射程に自分を狙わせ続けることで、チームメイトが長射程に狙われずに快適に動けるようになります。

エリア管理⇒ヘイトというジョブコンボになると。支援寄りのコンボですね。さらに他のジョブに繋げられますか?
そうですね。ここからさらに、サポートジョブに繋げます。
トラップを危ない位置にガンガン仕掛けることで、敵のアタッカーを牽制して味方を守ることもできますし、エリアを塗り切れば足場が確保されて味方がキルを獲りやすくなります。ミサイルを撃てば索敵や敵の誘導も可能ですよね。これで前線の味方のキルを協力にサポートできます。
この「エリア管理⇒ヘイト⇒サポート」というジョブコンボが、ヴァリアブルローラーの基本形であり、非常に強力な動きだと思います。

エリア管理⇒ヘイト⇒サポートというジョブコンボが基本形という事ですね。自分でキルは獲れないんでしょうか?残りのカバーやアタックを担当するイメージも知りたいです。
アタックに関しては、自分から仕掛けるというよりは「強ポジで待つ」という形になります。基本形であるエリア管理しながらヘイトもサポートも担当していると、痺れを切らして敵のアタッカーが自分を狙って突っ込んできます。
そこを、トラップで捉えて、横振りで撃退します。
つまり、トラップは自分を守ってアタッカーを撃退するために使う形です。なので、基本的には自分の周りの危ない位置にトラップを設置しておきます。
この際に、接近戦になったら横振りで撃退できるんですが、中途半端な距離で戦うとヴァリアブルローラーは負けてしまいます。
なので、自分の周辺はできるだけ綺麗に塗りつぶしておくのと、トラップを2つともちゃんと仕掛けておいて、迎撃しやすい環境を整えるのが大事です。
もう1つの方法として、マルチミサイルを吐いた後に敵に詰めていくという形もあります。
マルチミサイルを使った時点で、敵の全位置情報が把握できてしまうので、それを利用して不利な状況にいる敵に一気に距離を詰めていき、味方と一緒にキルを狙います。これで、カバーやアタックのジョブも担当できるというわけです。
これができると、
- 1人で無限にエリアを塗り続けられてしまう
- 長射程で狙っても絶妙に避けられる
- 足場がどんどん無くなる上にミサイルもうざい
- 強引に詰めようとしても撃退されてしまう
という、敵チームにとって非常にやっかいな存在になります。
まずはこの「超いやらしいイモりプレイ」を目指しましょう。

正直、敵だったらイライラしちゃいますね・・・
これが、「エリア管理⇒ヘイト⇒サポート⇒カバー&アタック」というジョブコンボです。
そうやって、状況を整え、状況を把握し、有利な時だけ大胆な動きをする、という風なプレイができるのが、この武器の醍醐味であり、強さだと言えますね。
ヴァリアブルローラーが強いステージとは

ステージによって強さに違いはありますか?特に、こんなステージは強い、というのがあれば聞いてみたいです!
まずステージ把握で重要なのは、「エリア管理がしやすいか」です。
エリア管理がしやすい場合は、紹介したような「エリア管理を中心に他のジョブを兼務する」という立ち回りが有効で、非常に強みを発揮しやすくなります。
で、エリア管理がしやすいステージというのは
- ガチエリアが中央に1つで
- 形状的に塗り切りやすくて
- オブジェクトに隠れて安全も確保しやすい
という条件に該当するケースです。
こういったステージ構造の場合、長射程の射線を切ったり短射程の裏取りを防ぎやすくなり、こちらは安全を確保したままエリア管理をしやすくなるので、強みを発揮しやすいです。
ヴァリアブルローラーが弱いステージとは

逆に、弱いステージというのはどうですか?もしくは、弱い編成や状況などもあれば聞いてみたいです。
強みの裏返しで、「エリア管理がしにくい」ステージですね。
- ガチエリアが2つに分かれている(マテガイ放水路など)
- 中央にタワーなど大きめの障害物があり、うまく塗り切れない(海女美術大学など)
- 横長の形状で、縦からは塗りづらいが、横からでは安全を確保しづらい(チョウザメ造船など)
など、いくつかの条件があります。
こうなると、一番強みが発揮できる基本の立ち回りを多少変更して、色々な工夫が必要になってきます。弱いというより、動き方に調整が必要という感じですね。
ヴァリアブルローラーは、長短両方の強みを持った武器なので、立ち回りや動き方を調整すれば極端に弱いステージはそこまで無いと思います。
むしろ問題は「編成事故」の方で、特に縦長いステージで前に出てくれるアタッカーがいない&索敵系のスペシャルが敵に多い編成になると、
- 塗っているだけだと長射程武器の下位互換になってしまい仕事量が減る
- 後ろにいても仕事が少なく敵のアタッカーに詰められると下がるしかない
- 誰も前に出ないから自分が前に出ようにも、固形ボムもない潜伏する場所もないで難しい
- ワンチャンスで前に出れても、ソナーやミサイル、メガホンなどですぐに索敵されて囲まれてしまう
という形で、勝ち筋が非常に少なくなります。
ソロマッチでは事故は仕方ありませんが、チーム編成を組める場合には上記を意識すると良いと思います。理想は
- 前衛
- 前衛
- ヴァリアブルローラー
- 後衛
という感じですかね。
自分自身がサポートや支援能力が2人分くらいあるので、キル寄りの味方が多い方がバランスが良くなります。
抑えの時の立ち回りについて

次はシーン別の動きも知りたいです。抑えの時はどうですか?どんな立ち回りがお勧めでしょうか
抑えは、2つのチャレンジができます。
1つ目は、自分自身が前に出て、メインでキルを狙うという動きです。崖下などのクリアリングしづらい場所に潜伏して、横振りでの1撃を狙います。
ジョブで言えばキャリーキルですね。
もしくは、敵が降りたのを確認して後ろからマルチミサイルを使ってからメインで追撃する場合もあります。
定点維持(同じ場所に居座る)のは、武器性能的に難しいですね。ただし、裏取りを防ぐ形でエリア付近でトラップと一緒に待ち構えるのは強いです。
2つ目は、マルチミサイルを使って相手のスペシャルを潰す仕事です。リソース獲りに該当すると思います。
ただ、この2つはあまり相性が良くなく、キャリーキルのために最前線に出ると、リソース獲りと両立できなくなるので、キャリーキルを狙って1キル獲った後に、リスポーンや後衛の味方にジャンプして、そのあとにミサイルでリソース獲りもやる、という難易度の高い判断が必要になります。
この辺りはステージによってかなり差があるので、ステージ別の攻略を見てもらいたいですね。
打開の時の立ち回りについて

次は打開ですね。打開の時はどんな風に立ち回るのがお勧めですか?
打開は、死なずにマルチミサイルをできるだけ多くの敵に向けて撃つ、の1択になります。
担当ジョブとしては、「手前処理」が最重要ですね。100%確実に手前処理ができるのはマルチミサイルだけなので、味方がリスキルされないように必ずマルチミサイルを起点に打開したいです。
特に、手前に入り込んでいる敵と、奥で構えている後衛を「同時に」ミサイルに入れるのがとても大事で、これができると手前と奥のリスクを両方ともヘッジできるので、味方全員が安全にラインを上げやすくなります。これは、いわゆる「ライン上げ」のジョブになります。
逆に、手前だけになると、ラインを上げる際にリッターなどの後衛に味方が倒されてしまうリスクがありますし、奥だけを入れても手前の敵に倒されてしまう可能性があります。
それを両方ともリスクヘッジできるか?が、打開の成功率に大きく影響するので、どの位置からどの角度で撃てば両方ともミサイルで補足できるか?は常に考えておくのをお勧めします。
基本的には、敵を4人全員マルチミサイルで補足できれば、打開ジョブである「手前処理・ポジション取り・ライン上げ」の3つを同時に担当できる可能性が高いので、とにかくマルチミサイルでなるべく多くの敵を補足する練習をしましょう。
お勧めのギアについて

最後にギアについて教えてください!おすすめのギアはありますか?
ギアは、本当に人それぞれなところがありますが、私がお勧めなのは
イカニンジャ
です。
ヴァリアブルローラーは、基本的には塗り武器枠になるので、エリア管理を中心にサポートやヘイトを兼ねるという立ち回りが強いです。
ただ、味方がキルをうまく獲れない時もあるので、そういう時には自分がキル関与せざるを得ません。
固形ボムが無いこの武器で、前に出ていくためにはどうしてもイカニンジャが必要で、前線に安全に出ていったり、近接戦で連続キルを獲る成功率が大幅に上がります。
個人的には必須ギアです。
あとは、サブ軽減やインクダメージ軽減などを0.1ずつなど積むのと、ジャンプ短縮を多めに積むのがお勧めです。
先ほども言いましたが、抑えで前線でキャリーキルを狙った際に、センサーで補足されたり居場所がバレると、機動力的に確実にデスしてしまいます。
ただ、抑えでミサイルを使えずにデスするのは非常にもったいないので、
- 前線で横振り1撃でのキャリーキルを狙う
- 1キル獲る、または失敗して居場所がバレる
- リスポーン、または後衛にスーパージャンプで帰還
- マルチミサイルを後ろから使ってリソース獲りをする
という感じで、スーパージャンプを利用して2つの仕事を両立するイメージが強いです。
そうなると、ジャンプ短縮があると安全かなと思いますので、私は少し多めに積んでいます。
あとはインクかスペシャル関連ですかね。
マルチミサイルを回したい場合はスペシャル増加量、メインをたくさん振りたい場合はメインインク効率、どちらでも構いませんが、「ここでもうちょっと塗れたら・・・」というシーンは少なからずあるので、インク関連も積むのがお勧めです。
ここは、まだ私も研究中という感じですね。
ステージ別の立ち回り解説もよろしくお願いします

がくちょうさん、たくさん教えていただいてありがとうございました!
はい。こちらこそありがとうございました。
まだまだ研究中のことも多いので、皆さんも色々と試してみてください!

今回は、ガチエリアでのヴァリアブルローラーの立ち回りについて教えていただきました。
別記事で、ガチエリアの各ステージにおいて、ヴァリアブルローラーの強い立ち位置やスペシャルの使い方などについても解説してもらいました。
下記の一覧から各ステージ別の研究記事も是非ご覧ください!
<ガチエリア×ユノハナ大渓谷>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×ゴンズイ地区>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×ヤガラ市場>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×マテガイ放水路>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×ナメロウ金属>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×マサバ海峡大橋>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×キンメダイ美術館>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×マヒマヒリゾート&スパ>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×海女美術大学>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説
<ガチエリア×チョウザメ造船>ヴァリアブルローラーの立ち回り解説